YSTのリンク対策の特徴
Google編でも解説しますが、グーグルで上位表示するには、外部サイトからのリンク数を増やさなくてはなりません。また、リンクの数だけでなく、沢山のサイトからリンクされているページからリンクされる必要があります。この鉄則さえ守ってキチンとコツコツと対策を行っていけば、グーグルで上位表示されるのは可能です。
しかし、YSTは、グーグルほど甘くはありません。「何処が厳しいか」というと、YSTではリンク元のページが沢山あってもそれらが同じドメイン名のサイトからリンクされていたら、1つ1つをすべてリンク元と認識してくれないのです。
このことは、Goole編でも詳しく解説しますが、グーグルで上位表示する為には、上位表示したいサイトのトップページに対して別に作成したサイトの全てのページから(例えば100ページ程度)いっせいにリンクすれば上位表示が可能でした。しかし、YSTではこのテクニックは使えません。
それゆえ、グーグルではほとんどのサイトを上位表示させて来た人達が、YSTでは思ったように行かなくて困っているのを何度も見てきました。
? 関連したテーマのサイトからのリンク確保
リンク元に関してもう一つわかった事は非常に重大な発見は、
YSTでは関連性の薄い、あるいは全く関係の無いテーマのサイトからのリンクを、グーグルに比べるとほとんど上位表示に貢献しない
という点です。
グーグルでは100ページ近くもあり、多くの人気ページからリンクされ、上位表示されてきたサイトも、YSTでは思うように行きません。
という事は貴方のサイトのトップページをリンクしてもらうには、テーマに関連したサイトからリンクしてもらう事がYST対策上重要であると言えます。
また、グーグルも徐々にそうなってゆく可能性がありますので、関連性のないテーマのサイトからのリンクも重要ですが、なるべく意図的に関連性のあるサイトからリンクしてもらうように心がけて下さい。
しかし、よく考えてみると関連性の高いテーマのサイトの多くは、貴方のライバル企業だったり、貴方のサイトを厳しく見るサイトが多いので、簡単に出来る事ではありません。
? オーソリティサイトからのリンク
関連したテーマのサイトなら何処でもいいと言うわけでもありません。なるべくオーソリティサイトからリンクしてもらうように心がけて下さい。しかし、一体オーソリティの高いサイトは何処を見れば分るのでしょう?「そのリストが無い」のが現実です。
しかし、よく考えて下さい。YSTを運営するのはヤフーであり、ヤフーといえば厳しい審査基準で有名なヤフーカテゴリー登録サイトを10年近くにわたって運営しています。つまり、
・ ヤフーの社員が丹念に調べて長期間にわたって削除されないで残っているサイト
・ ヤフーカテゴリー登録サイトのすべてからや、古くから登録されているサイト
・ なかなか登録してもらえない滅多に無いカテゴリーに登録されているもの
このようなサイトが、オーソリティサイトではないかという仮説でどうでしょうか?
最新のロボット検索エンジンであるYSTと、古くからあるヤフーカテゴリーの融合・・・。これが事実ならヤフーという企業は、ネット上で今後も過去の経験と実績を活用してさらに発展する企業と言えるでしょう。
? どうすればオーソリティサイトがリンクしてくれるのか?
もしも上の仮説が正しければ私達は自分のサイトをヤフーカテゴリー登録サイト、しかも古くからある、滅多に載らないカテゴリ(例えば「英語」というカテゴリは古くからあり、最近では滅多に掲載されない登録困難なカテゴリです。)に載っているサイトからリンクしてもらうように働きかけなければなりません。
そんな事簡単にできるのでしょうか?それは貴方のホームページの内容にもよります。もしも、貴方のホームページの情報が、
・ いいかげん
・ ありきたりのもの
・ ただ単に販売だけしようとする「ウリウリ」サイト
であれば、相手もそんなところにリンクする理由がありません。お金を貰ってもリンクしないはずです。そういう厳しい目を持ったところからリンクしてもらえるためには、貴方のホームページの情報の質を高めていく事だけではなく、ネット上の見知らぬ人たちでも役立ちそうな情報を無償で提供する必要があります。
こうした事をすればオーソリティーサイトのブランドの高い運営者が貴方のサイトにリンクしてくれるだけでなく、貴方の見込み客も「貴方の商品知識の背景を信頼できる」とか思ってくれて、商品を購入してくれるようになるかも知れません。
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