検索エンジン対策(SEO)の手法(4)
■ 全文検索を可能にするロボット型検索エンジン
ロボット型検索エンジンとは、インターネット上を巡回する「巡回ロボット」と呼ばれるプログラムを使って自動的にホームページを収集し、その中から検索を行う事が出来るタイプの検索エンジンです。
ロボット型の検索エンジンの特徴は「指定したキーワードで全文検索を行う事が出来る」と言う点です。全文検索とは一般的には「文章全体を対象にした検索」と言う意味ですが、ここでは「ホームページ全体のの何処かに検索したいキーワードが含まれているページを全て探し出すことが出来る」と言う事を意味しています。
ロボット型検索エンジンでは、巡回したロボットが収集したデータを単語レベルで分解し、どのページのどんな単語が含まれていたのかを全て記憶しています。そしてその情報をもとに、そのキーワードが含まれるページを全て探し出してくれるのです。
ロボット型の検索エンジンの代表としては、まずは何よりもGoogleが挙げられます。Googleでは「Googlebot」という名前のロボットプログラムを使って、ホームページのデータを回収しています。Google以外にも、InfoseekやGooなど、全文検索が出来るものは全てロボット型と考えて良いでしょう。
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検索結果が玉石混交になる場合も
ロボット型検索エンジンを使えば、インターネットで公開されている膨大な数のホームページの中から、自分の求めるキーワードが含まれるページをほぼ全てリストアップする事が出来るのです。
ただし、あまりにも多くのホームページ登録をされてしまう為、調べたいキーワードが検索結果に確かに入っていても、それに関する情報がほとんどないというホームページもあります。
例えばマラソンに興味があって「マラソン」と言う言葉で検索をしてみたら、「禁煙マラソン」に関するページがトップだったりします。
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巡回ロボットと更新頻度
ロボット型の検索エンジンのロボットは、日々インターネット上を巡回し、新しいホームページを登録したり、既に登録してあるホームページの情報を更新したりしています。しかし、インターネット上には膨大な数のホームページが存在する為、同じページを頻繁に訪れる事は困難です。その為、ホームページを更新したとしても、すぐに巡回ロボットが来てくれない場合も考えられます。そう言った場合は、検索エンジンが全文検索に利用しているデータと、実際のホームページ上のコンテンツが異なったものになってしまう事も考えられます。
しかし、最近では、検索エンジンも巡回ロボットの頻度を上げたりして、そういったタイムラグをなるべく少なくする工夫をしています。
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