検索エンジン対策(SEO)の手法(15)
■ <meta>タグを埋め込もう
ここで、<meta>タグをHTMLファイルに追加する方法を解説します。
<meta>タグの埋め込み方は、ホームページの作成にどんなソフトを使っているかによって、異なりますが、ここではHTMLファイルをテキストエディタで編集して、直接<meta>タグを埋め込む方法を紹介します。
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まず、HTMLファイルをメモ帳などのテキストエディタで開くか、オーサリングソフトの場合はHTMLが直接編集できる状態にします。ここに<meta>タグを記述していくわけですが、その記述位置は、<head>?</head>で囲まれたヘッダ領域になります。ヘッダ領域であれば何処に書いても構いませんが、他にも<meta>タグが存在する場合、その後ろなどに追加すると分りやすいでしょう。
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■ <meta>タグに過大な期待は禁物
かつては多くの検索エンジンが、「keywoeds」や「description」の二つの<meta>タグで得られた情報を非常に重要視して来ました。それは、これらの<meta>タグに書かれた情報が「キーワード」、「サイトの説明」というように目的がはっきりしていたからです。
<meta>タグの乱用が、検索エンジンでの評価を下げた
しかし、現在では、これら<meta>タグを重要視する検索エンジンは減少傾向にあります。何故かと言うと、ある時期SEOの一環として、<meta>タグにそのサイトと無関係だがよく検索されるキーワードを沢山埋め込んで、それらのキーワードで検索に行った人を自分のサイトに誘導する事で、サイトのアクセス数を上げようとするずるいテクニックが横行してしまったからです。その結果、<meta>タグの情報が信頼しづらくなってしまいました。
テキストの一部としての評価は顕在
したがって、現在では<meta>タグを書く事が、かつて程SEOに直結する事はなくなりましたが、まだこれらの情報をチェックする検索エンジンも存在していますし、これらの情報はHTMLの仕様の中の正式に定められた意味のある情報なので、キチンと記述しておく事に越した事はありません。
ただし、ページスパムにならないように、無関係なキーワードや沢山のキーワードを書くような事は避けて下さい。
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