人の感情に訴えればモノは売れる
お金を出してモノを買うとき、いかにも頭で考えて判断を下しているように思えますが、実は人は感情でモノを買うものです。
その店をわざわざ選んで行く必要もないのに行ってしまう何かが、行動パターンを決めているのです。その何かとは「感情」です。ユーザーの感情に訴えなければ、モノは売れないのです。ここに気付かないと、ピントがずれて違う売り方をしてしまい、いくら努力をしても、全く売れません。
「感情に訴えて売りなさい」と頭では分っていても、実際にどのようにしていいのか。ここからは「感情に売る」と言うテーマを掘り下げて行きます。
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■ あの人がモノを買う理由
人がモノを買いたくなる感情には2つのパターンがあります。「快楽」と「痛み」です。
■ 快楽
快楽と言うのは、簡単に言えば、この商品を買えばこんないい事が起きるというプラスの感情です。期待感とも言えます。「収入が増える」「異性にモテルようになる」なんていうのが、快楽の感情になります。
キャッチコピーの書き方で「理想像」という言い方をしましたが、これは快楽に訴える書き方です。
■ 痛み
痛みはマイナスの感情に訴えるもので、痛みは「収入が少ない」「異性からモテない、恋人がいない」とこういう事です。
もっと深刻な例を挙げれば、健康を害している、老後が不安と言うのも痛みです。
人がモノを購入する理由は、「快楽を得るため」「痛みから逃れる為」のいずれかです。つまり、このいずれかに訴える売り方をすればいい、という事になります。
「快楽」と「痛み」では、後者の方が高いアピール効果を期待できます。人は快楽を求めるより、痛みから逃れる事に、強く反応するからです。
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■ 自分の感情に敏感になる
感情に訴えてモノを売る事をマスターすれば、貴方はアフィリエイターとして、一目置かれるような成果を上げる事が出来るでしょう。
しかし、これは理屈で考えてもピンとこないかも知れません。感情は考えるのではなく、感じるものだからです。
人の気持ちを察する事が出来る人と、鈍感な人といます。が、ビジネスで成功するのは間違いなく前者のタイプです。
ビジネスと言うのは簡単に言えば、相手にお金を出してもらう事です。ですから、貴方も相手の人に気持ちよくお金を出してもらえるような存在になる必要があります。
どうすれば「気持ちよく、お金を出してもらうのか?」それを知るのに、一番有効な方法はお金を使う自分を観察する事です。
「何故、この商品を欲しくなったのか?」
「何故、この商品を選んだのか?」
こんな質問を自分に投げかける事です。
自分の行動であれば、考え続ければ必ず答えは出ます。それを続けて行けば、自分がお金を出したくなるパターンと言うものが見えてきます。
これは日常生活のなかで実行すればいいので、特別なお金や時間もいりません。身に付けておいて損はない習慣です。
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