検索エンジン対策(SEO)の手法(2)
■ 検索エンジンの2つのタイプ
インターネット上では、いくつもの検索エンジンサイトが存在しています。日本語で提供しているサイトだけでも「Google」や「Yahoo!」「Infoseek」「MsnSearch」など、いくつものサイトを挙げる事が出来ます。
まずはこれらのサイトの基本的な性質を知る事から始めましょう。
これまで、「検索エンジン」と全ての検索サイトを一緒に語ってきましたが、実はこれらの検索エンジンには大きく分けて2種類に分けることが出来ます。それは、「ディレクトリ型」と「ロボット型」です。現存する検索エンジンサイトはほぼ全て、このどちらかのタイプに分類する事が可能です。
この2つのタイプはその性格が大きく異なっており、それぞれに対する検索エンジン対策も全く異なるのです。
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■ ディレクトリ型の検索エンジンとは
ディレクトリ型の検索エンジンとは、人間が様々なウェブサイトを巡回し、それをジャンルごとに分類してまとめてあるタイプの検索エンジンです。
ディレクトリ型の検索エンジンでは、「エンターテイメント」や「ビジネスと経済」と言った様々なカテゴリ(ジャンル)があらかじめ用意されており、その中から自分の探したい情報が含まれるジャンルを選択するようになっています。
続いて、特定のジャンルの中に更に細分化されたジャンルが表示されて・・・と言うふうに徐々に条件を絞り込み、目標の情報を見つけると言った方法です。
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ディレクトリ型検索エンジンの代表「Yahoo!」
ディレクトリ型のメリット・デメリット
ディレクトリ型では、検索エンジンへのホームページの登録作業が人間の手によって行われるため、後述するロボット型のようにしらみつぶしに登録するような事はしませんので、その為に登録されているサイトの数はロボット型の検索エンジンよりも少数です。
その代わり、クオリティの高い検索結果が期待できます。
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■ ロボット型の検索エンジンとは
一方ロボット型の検索エンジンとは、検索に利用するホームページの情報を「巡回ロボット」がホームページの収集を行うタイプの検索エンジンです。
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インターネットを全文検索
ロボットはホームページのデータを回収(ダウンロード)して、その中にあるリンクを調べ、そのリンク先を回収して・・・と言う形で、人間がホームページを見て回るのと同じ様に、インターネットを巡回して、ホームページの情報を集めて行きます。
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ロボット型のメリット・デメリット
インターネット上のホームページを全文検索し、データの回収をロボットが行う為に、非常に大量のホームページを対象に検索が出来ます。一方で、大量のホームページを検索対象としている為、一回で検索される検索結果が多く表示されてしまいます。
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■ 両方を兼ね備えた「ハイブリット型」
ディレクトリ型は表示されるホームページのクオリティは高いけれど登録される数が少なく、ロボット型は非常に多くのホームページを検索できるが玉石混交である、とどちらのタイプにもメリットとデメリットがあります。
その為最近では、ディレクトリ型とロボット型検索エンジンの両方を組み合わせた「ハイブリット型」の検索エンジンが主流になって来ました。
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