検索エンジン対策(SEO)の手法(18)
■ サイトマップとは何か
サイトマップとは、そのホームページに存在するページ全てへのリンクを一覧表にしたものです。
通常ホームページは複数のページで構成されていて、それらのページはリンクを使ってお互いに結び付けられています。
しかし、リンクが複雑になったり、サイトの規模が大きくなったりしてページ数が増えてしまうと、訪問者が目的の情報になかなかたどり着けなくなります。サイトマップを用意しておくことで、訪問者が自分の行きたいページをすぐに見つけられるようになるわけです。
つまり、サイトマップはその名の通り、サイト全体を見渡す事が出来る「地図」の役割を果たすのです。
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■ サイトマップが検索エンジン対策になる理由
サイトマップは元々、訪問者のホームページ閲覧を助ける為に、いわゆるウェブユーザビリティを高める為に考え出されたものです。しかし、それだけでなく、それによって検索エンジンの評価を高める事が出来ます。
サイトマップを検索エンジン対策として有効なものにするには、適切なキーワードを含む「アンカーテキスト」を使って、テキストリンクでサイトの全ページへのリンクを貼る様にします。
サイトマップが検索エンジン対策になる理由には、まず、「検索エンジンの巡回ロボットが、全てのページを迷わず回収することが出来る」事などが挙げられます。サイトマップを用意することで、巡回ロボットが全てのページへのリンクを簡単に見つける事が出来るようになるわけです。
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■ リンクするページは100ページ未満に
検索エンジンによっては、1ページに貼られているリンクの数が多すぎると、巡回ロボットが全てのリンクを巡回してくれなくなります。例えば、Googleではそのガイドラインで、「1ページのリンク数は100未満にすること」が推奨されています。
サイトが大きくなれば、総ページ数が100を超えてしまったりすることもあるでしょう。その時は、サイトマップを複数のページに分割し、巡回ロボットが全てのリンクをチェック出来るようにします。
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